人形キット

京都発。上賀茂神社認定!正統伝承者が製造。

 

最近、人形師を目指す高校生が主人公のアニメが人気になり話題にもなりました。

 

 

若い人はあまり伝統的な人形というのには興味がないかも知れませんが、アニメを通じてそのような日本の伝統の良さが描かれるというのは素晴らしいことだと思います。

 

 

真多呂人形というのも伝統がある人形であり、280年程の歴史があるということです。

 

 

大正8年創立したということで、江戸時代からの物を受け継いでいるようですね。

 

 

それを大正時代に真多呂人形という形で作ったとのことです。

 

 

元々は京都の上賀茂神社にあった木目込み人形がベースになっているようです。

 

 

それを持ち帰りアレンジをしたとのことで、もし持ち帰っていなかったら真多呂人形も誕生していなかったことでしょう。

 

 

日本の伝統的な人形というのはフランス人形と同じように怖いというイメージを持つ人も多いようですが、お雛様でも五月人形でも子供が健やかに育つようにという願いが込められており、何よりも作っている人形師の方の思いが込められているのでそのようなことを言っては失礼だと思います。

 

 

私が少し気になったのは、人形キットの販売もされているということです。

 

 

安い物だと5000円くらいで購入することができて、簡単に組み立てをするだけで作れるようです。

 

 

また、付属の着物が豪華になる程価格が高い印象を受けました。

 

 

私は日本人形ではありませんが、ドールが趣味です。

 

 

人形キットというのはドールの趣味の世界で言うカスタムドールに少し似ている部分があると思いました。

 

 

真多呂人形では高額の人形も販売されていますが、親から子供にこのようなキットを購入して自分で組み立てて作ってプレゼントをするのもいいのではないかと思います。

 

 

本体のみならず衣装にもかなり拘っているようで、これは実物を拝見してみたいと思いました。